1966年生まれ。サフォーク、イプスウィッチ出身。1984年芸術学校を卒業。ロンドンにて作陶活動を始める。現在はバースにて活動。
英国のカントリーサイドの海岸線からインスパイアーされた溶岩釉の器が特徴的である。
ろくろにて作り上げる器は、日常使いに適する形にこだわったものが多い。
コッツウォルズを中心に英国全土の展示会、ギャラリーへ多数出品。
インタビュー☆彡
○自己紹介
私は、陶芸を始めて20年になります。芸術学校ではいろいろな分野のアートを学び、卒業後、陶芸教室や専門学校に通いながら独学で学んできました。数年ロンドンで過ごした後、2006年からバースに工房を移しました。現在、英国全土のギャラリーに作品を出品しています。
○陶芸をはじめたきっかけ
芸術学校の陶芸の授業で教わった先生に感化されたのがきっかけです。その当時、陶芸と建築の両方を勉強していました。建築は資格を取得しましたが、陶芸の魅力に引き込まれ本格的にはじめました。
○作品への思い
今、取り組んでいる試みは、ろくろの可能性に挑戦することです。ろくろで作ることができる限界を求めて、より細く、より大きく、より高くへ技術を高めたいと思っています。
陶器に表現したいものは、イギリスの自然美です。特に、海岸に見られる形や色を溶岩釉を用いて表現することを探求しています。
○どんな土を使っていますか
ストーンウェアという土を使っています。この土の焼き上がり色がやわらかい土味であること、そして
釉薬との相性も気に入っています。白い砂を混ぜた白いストーンウェアもあり、焼き上がりが温かく、手になじむ感じが好きでよく使っています。
○今後の夢について
英国、日本で個展を行うことです。
○日本のみなさまへ
私は、美しくそして、使いやすい器を心がけて作っています。日本のみなさまにその使い心地を気に入っていただければとても嬉しく思っています。