英国を楽しむ

ベストクリームティーを探して

ベストクリームティーをさがして

イギリスのカントリーサイドを訪れたら、Cream Tea(クリーム・ティー:たっぷりのミルクティーにホームメイドの温かいスコーン、そして、こっくりと濃厚なクロテッド・クリーム)を試してみたい、と思っていた。

初めてのイギリス旅行、南西部のアクスミンスターという小さな駅の近くにあるティー・ルームが、クリームティーとの出会いだった。

さっくりとしたスコーン、そしてこの地方(ドーセット、デボン、コーンウォールなど)特産の黄色みがかったクロッテドクリームの組み合わせは、想像していた以上の美味しさだった。

以来、イギリスを訪れるたびに各地でティールームを探し、決まってクリーム・ティーを注文することにしている。

場所を地図に落としていったらクリーム・ティーマップができてしまうほどの数になった。

そして、おもしろいことに気がついた。クロテッド・クリームを出してくれるところは、南西部に集中している。(北東部ではホイップ・クリームがほとんど。)

私は、スコーンにはクロテッドクリームほど合うものはない、と思っている。(あっさりした素朴なスコーンに、濃いクリーム、温かいスコーンに冷たいクリーム、ぴったりだ。)

なかでも、ティールームの雰囲気、スコーンの味、クリーム、紅茶のすべてにおいて最高だったのが、マインヘッド(Minehead)近くのセルワースィー・グリーン(SelwothyGreen)という小さな村

にあるペリウィンクル・コテージ(Periwinkle Cottage)!!

藁葺き屋根のハウスに美しい庭、焼きたてのスコーンと、ポットでサービスされるたっぷりの紅茶。ほろほろ崩れるスコーンをねらって、小鳥たちもあそびにくる。

イギリスでは、パイやケーキなど数多くのスウィーツ(Sweet)に出会っ

たけれど、ボリュームがあっておおざっぱな味のものが多い気がした。(もちろん、甘さが控えめなトライフルや、りんごとさくさくの生地が絶妙なアップル・クランブルをはじめ、美味しいものも多いことをお断りしておく)。チョコレートやフルーツでデコレーションされたものは、ちょっとヘビーに感じることもある。

でも、スコーンは、このおおざっぱで素朴なところがおいしいのだ!甘さも、ジャムで加減できるので(スコーンとクリームにはほとんど甘さがない)、一人旅の軽いランチにもなる。

庭めぐり、ティールームめぐり、すきなものをテーマにカントリーサイドを歩くと、その楽しみはまた違ったものになる。

もうひとつ、カントリーサイドの魅力として忘れてはならないのは、地元のパブ(そしてそこで楽しむ会話とビター!)なのだが、それについては次回にとっておく。

ベスト・クリームティー・マップ
The Best cream tea map

★:クロテッド・クリーム

●:その他のクリーム(ホイップクリームなど)

1. ★リザード・ポイント Lizard Point

2. ★アーリントン Arlington

3. ★マインヘッド Minehead

4. ★アクスミンスター Axminster

5. ●アランドル Arundel

6. ★バース Bath

7. ★レイコック Lacock

8. ★チェルトナム Cheltenham

9. ★ケンブリッジ Cambridge

10. ●ノーリッジ Norwich

11. ●ヨーク York

12. ●ニューキャッスル Newcastle

ブルーベルの森リザード・ポイントから1kmくらいのところにあるファーム内にある陽気なおばちゃんが出迎えてくれるティールーム(看板あり)

★コメント★

イギリス最南端の景勝地リザード・ポイントに行く途中にあるティールーム。牧場のすぐ横にある。たっぷりのクロテッド・クリームがおいしい。スコーンもBeautiful。

すべて、おばちゃんの手作り。ホームメイドのクリームティーのあたたかい味にほっぺたが落ちそうなくらい。ここまで来て良かったと幸せのひとときでした。

ブルーベルの森アーリントン・コート・ティールーム(Arlington Court Tea Room)

住所:Arlington, nr Barnstaple, Devon, EX31 4LP

電話:+44 1271 850 296

Open:3月-10月 日-金 10:30-17:00

★コメント★

ワーキング・ホリデーで訪れたアーリントン・コート内にあるティールーム。仕事の後にはやっぱり紅茶とおいしいスコーン!もちろんクロテッド・クリームも最高でした。この地域のクロテッド・クリームは、デボンシャー・クリームと呼ぶ

関連ページ Arlington Court こちら>>

ブルーベルの森ペリウィンクル・コテージ・ティールーム(Periwinkle Cottage Tea Room)

住所:Selworthy Green

電話:+44 1643 862 769

Open:3月-10月 火-日 10:00-17:00

★コメント★

最高点!幸せ―。ローズ・ガーデンもきれいだし、小鳥(ロビン)が遊びに来ている! 感動のあまり翌日も来てしまった。

ブルーベルの森ティー・ショップ(Tea Shoppe)

住所:High Street, Dunster

電話:+44 1643 821 304

Open:4月-10月 火-日 10:00-18:00

★コメント★

アフタヌーン・ティー・セットのボリュームはすごい。スコーンが冷たかったのとホイップクリームだった。

ブルーベルの森アクスミンスター駅から歩いて5分くらいのところにあるティールーム

★コメント★

イギリスで初めて食べたクリームティー。ほかほかのスコーンとクロテッド・クリームに感激。

ブルーベルの森カッパー・ケトル(Copper Kettle)

住所:21 Tarrant Street, Arundel, West Sussex BN18 9DG

電話:+44 1903 883 679

Open:10:00-16:30

★コメント★

ホームメイドのスコーンは、少し小さめだったけど、とてもおいしかった。イギリスの友人のお勧めの雰囲気の良いティールーム。地元の人に親しまれていた。

関連ページ The Copper Kettle こちら>>

ブルーベルの森サリー・ランズ・ハウス(Sally Lunn's House)

住所:4 North Parade Passage Bath, BA1 1NX

電話: +44 1225 461 634, FAX: +44 1225 447 090

Open:月-土 10:00-18:00、日 12:00-18:00

★コメント★

サリー・ランズ・バン(Sally Lunn's Bun)というパンを2つに切って温めたものにクロテッド・クリームをつけて食べる。パンはふわっとしていて、軽い。おいしかったけど、私はスコーンのほうが好き

関連ページ sallylunns.co.uk こちら>>

ブルーベルの森キング・ジョンズ・ハンティング・ロッジ(King John's Hunting Lodge)

住所:21 Church Street, Lacock, Chippenham, Wiltshire SN15 2LB

電話:+44 1249 730 313

Open:4月-11月 月-日 15:00-18:00
(ただし、週末は1年中オープン)

★コメント★

レイコック・ヴィレッジの中にあるとても雰囲気の良いティールーム。バラの花が咲く綺麗なガーデンでクリームティーを楽しむ。

スコーンは、三角形でやわらかくてあっさりしている。全粒粉とプレーンの2種類のスコーンが楽しめる。全粒粉のスコーンは、とても香ばしかった。

ホームメイドのジャムは、ブラックベリー&アップルジャム。とてもおいしかったので、ジャムをお土産に買った。

クリームは、たっぷり盛り付けされていた。クロテッド・クリームかジャージー・クリームを選べる。紅茶は、リーフティーでおいしかった。

ブルーベルの森サッチャーズ・ティールーム

★コメント★

たっぷりのクロテッド・クリームが最高!スコーンには粉砂糖がかかっていた

ブルーベルの森リトル・ティールーム(The Little Tea Room)

住所:1 All Saints Passage, Cambridge, CB2 3LT

電話:+44 1223 31 9393

FAX:+44 1223 36 6722

Open:月-土 10:00-17:30, 日 11:00-17:30

★コメント★

クリームは、クロテッドクリーム。スコーンは、パンみたいだった。

ブルーベルの森アングルシィー アベイ(Anglesey Abbey)

住所:Quy Road, Lode, Cambridge, Cambridgeshire, CB5 EJ

電話:+1223 810 080

Open:3月-10月 水-日 10:30-5:30

     7月-8月 月-日 10:30-16:30

★コメント★

ナショナル・トラストのティーショップ。昼食代わりのチーズ&ハーブのスコーンは、キャロットスープにぴったりだった。

関連ページ Anglesey Abbey, Gardens & Lode Mill こちら>>

ブルーベルの森オーチャード・ティー・ガーデンズ(The Orchard Tea Gardens)

住所:45-47 Mill Way, Grantchester, CB3 9ND

電話:+44 1223 84 5788

Fax:+44 1223 84 5862

Open: 土-日 10:30-18:30

★コメント★

Granchesterというすばらしい所にあるオープンカフェ。でもスコーンは・・・“ホームメイドじゃないわね” とKaren

関連ページ Anglesey Abbey, Gardens & Lode Mill こちら>>

ブルーベルの森ローン・ファーム(Lawn Farm)

★コメント★

ホームメイドのスコーンは、少し甘みがあってジャムをちょっと付けただけでもとてもおいしかった。

ブルーベルの森グランド・アセンブリー・ルーム(The Grand Assembly Room)

住所:Grand Assembly Rooms, Blake Street, York, YO1 8QG

電話:+44 1904 63 7254

Open:月-日 12:00-23:00

★コメント★

巨大なフルーツ・スコーンがひとつ。雰囲気が豪華。クリームは、ホイップにラム酒の味がする。

ブルーベルの森ベティーズ・カフェ・ティールーム(Bettys Cafe Tea Room)

住所:6-8 St. Helens Square, York, Y01 8QP

電話:+44 1904 659 142

Open:月-日 9:00-21:00

★コメント★

アフタヌーン・ティー・セットのボリュームはすごい。スコーンが冷たかったのとホイップクリームだった。

関連ページ Bettys Cafe Tea Rooms, York こちら>>

ブルーベルの森ウォーリントン・ガーデン(Wallington Garden)

住所: Cambo, Morpeth, Northumberland, NE61 4AR

電話: +44 1670 773 600

Open: 2月-5月 火曜日休み 10:30-17:30

  5月-9月 月-日 10:30:17:30

  10月-1月 水-日 10:30-16:30

★コメント★

クリームはホイップだけどスコーンはあたたかくておいしい。フルーツ1コ。

関連ページ:Wallington  こちら>>

ブルーベルの森ホリーアイランド(Holy Island)

★コメント★

クリームはホイップ。今まで「クリームは、クロテッドじゃなきゃ邪道!」と信じていたけれど、ここのホイップクリームはおいしかった。

関連ページ The Holy Island of Lindisfarne こちら>>

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